本部会長就任のご挨拶

同窓会会員の皆様におかれましては益々ご健勝で、ご活躍のこととお喜び申し上げます。 また、平素は格別のお引き立てを賜り、大変ありがたく厚く御礼申し上げます。

この度、令和5年9月の理事会で選任され、10月の総会にてご承認をいただき、茅島前会長の後を受けて会長職を務めさせていただくこととなりました、34期(昭和59年卒)安倍裕史と申します。また、7期15年を務められました茅島前会長の素晴らしき功績と、盛大な100周年事業を執り行われた実績は、稲耕会同窓会にとってはかけがえのない偉業でございます。その後を受けての稲耕会第七代会長職は、会員総数約 23,000 名余りを擁し、歴代会長が築かれた伝統と歴史を考えますと、その責務の重さに身が引き締まる思いです。また、新型コロナウイルス感染症により、経済はもとより私生活にも大変な支障をきた折、同窓会活動に対し絶大なるご支援並びにご協力を賜り、深く感謝申し上げます。

改めて同窓会の存在意義を考えますと、卒業生相互並びに学校・PTAとの交流及び親睦を図る活動を推進し、そして母校の発展に寄与する応援団になる事、これに尽きると思います。近年同窓会では、いかに参加意識を持ってもらうかという課題に取り組んでいます。当番の年度が来ると何かをさせられるという意識から、参加をためらう傾向が強く、当番会期への参加が非常に少なくなっています。その改善策としまして、執行部が年度の当番会期をしっかりとしたサポートを行い、新しい感性(広告のデジタル化)や手法を取り入れ、色々な形での参加を促していこうと考えております。 同窓会の事業は毎年課題をもって同じように進みますが、再会の喜び・事業成功の達成感等を感じられ、そして、次の世代へと繋いで行く事が私の役目と認識し、同窓会活動を推進していく所存です。

最後になりますが、これまで福岡県立稲築高校・稲築志耕館高校の会長としてご尽力いただいた会長の方々に感謝の意を表すとともに、同窓会会員の皆様のより一層のお力添えを賜りますようお願い申し上げまして、簡単ではありますが、会長就任の挨拶に代えさせて頂きます。